ツケ帳の記入例
ツケ帳の記入例とは、顧客ごとに1ページずつ用意し、そのページの各行に1件の取引を書き込む、6列の表です。日付、備考、ツケの金額、入金額、残高、約束された支払日の6列です。残高は行ごとに再計算します。前の残高に新しいツケを足し、入金があれば引きます。最後の行の数字が、その顧客の現在の未払い額です。
最終更新:2026年9月16日
顧客ページはどんな見た目?
下の例は、ある食料品店が1人の顧客のためにつけている帳簿のページです。ページの冒頭に顧客の名前と電話番号を1回書き、その下の各行が1回の買い物または1回の入金になります。
顧客:Ahmet Yılmaz · 電話:05xx xxx xx xx · 限度額:1.500 ₺
| 日付 | 備考 | ツケ(₺) | 入金(₺) | 残高(₺) | 約束の日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 01.09.2026 | 繰越(8月からの残り) | 450,00 | — | 450,00 | — |
| 03.09.2026 | パン、牛乳、紅茶 | 310,00 | — | 760,00 | 15.09.2026 |
| 07.09.2026 | 現金払い | — | 500,00 | 260,00 | — |
| 10.09.2026 | 洗剤、ナプキン | 185,50 | — | 445,50 | 25.09.2026 |
| 14.09.2026 | 牛肉、鶏肉 | 620,00 | — | 1.065,50 | 25.09.2026 |
| 16.09.2026 | 振込 | — | 400,00 | 665,50 | — |
ページの合計:ツケ1.565,50 ₺(繰越を含む)、入金900,00 ₺、残高665,50 ₺。限度額は1.500 ₺なので、まだツケを出せます。9月14日の買い物のあとは残高が1.065,50 ₺に達し、限度額までは434,50 ₺でした。
列ごとに何を書くか?
| 列 | 書く内容 | 省略するとどうなるか |
|---|---|---|
| 日付 | 取引があった日。夕方にまとめてではなく、その日のうちに | 順序が崩れ、どの未払い分がいつ発生したのかわからなくなる |
| 備考 | 購入した商品、または支払い方法(現金、振込、カード) | 「私は何を買ったっけ?」ともめることになる |
| ツケ | その買い物の金額を、端数まで正確に | 丸めた端数のせいで、月末に合計が合わなくなる |
| 入金 | 受け取ったお金。分割の入金も同じ日に書く | 顧客は払ったつもり、あなたは受け取っていないつもりになる |
| 残高 | 前の残高 + ツケ − 入金 | 現在の未払い額を知るには、ページ全体を合計しなければならない |
| 約束の日 | 顧客が入金について伝えた日付 | 遅れている売掛金を「延滞」として区別できない |
帳簿全体:顧客の一覧表
個々のページは、「この顧客はいくら借りているか」という問いに答えます。「未回収のお金は合計でいくらか」に答えるには、帳簿の先頭に一覧表のページを置き、週に1回更新してください。2026年9月16日時点の一覧表の例です。
| 顧客 | 残高(₺) | 約束の日 | 状況 |
|---|---|---|---|
| Ahmet Yılmaz | 665,50 | 25.09.2026 | 期日前 |
| Zeynep Demir | 1.240,00 | 05.09.2026 | 11日延滞 |
| Hasan Koç | 380,00 | 20.09.2026 | 期日前 |
| Mehmet Arslan | 0,00 | — | 12.09.2026に締め済み |
| 合計 | 2.285,50 | — | 延滞分:1.240,00 ₺ |
この一覧表の役割は、次の2つの数字を常に目に入る場所に置くことです。未回収のお金の合計と、そのうちどれだけが期日を過ぎているかです。後者が増えているなら、問題は帳簿ではなく、回収の習慣にあります。
ツケ帳を締める
「締める」は2つの別の作業を指し、よく混同されます。
顧客の口座を締める:残高がゼロになるまで回収し、最後の行に入金を書いて、残高が0,00になったことを確認します。ページの末尾に、日付入りで「締め済み」とメモしてください。上の一覧表では、Mehmet Arslanがこの状態です。ページは破らないでください。締めた口座の履歴は、同じ顧客が再びツケを求めてきたときに、支払いの習慣を示す唯一の記録になります。
期末に帳簿を締める:月末または年末に各ページの合計を出し、残りの残高を一覧表のページに書いて、新しい帳簿に繰越として1行で移します。例のページにある01.09.2026付の450,00 ₺の行が、まさにこれです。古い帳簿は保管してください。売掛金でもめたとき、その裏付けになります。
記入例を埋めるときのよくある3つの失敗
残高の列を空欄にすること。ツケと入金だけを書いた帳簿では、現在の未払い額を知るために毎回ページを最初から合計する必要があり、数か月後には誰も合計しなくなります。入金をどの未払い分に充てたかを書かないこと。特に取り決めがなければ、入金は最も古い未払い分から差し引かれますが、顧客が特定の買い物のために払っている場合は、備考に書いてください。約束の日を空欄にすること。日付のない売掛金は、遅れているとも言えません。管理できない唯一のタイプの売掛金です。
同じ例をExcelやアプリで管理する
上の6列は、そのままExcelに移せます。残高の列を数式にすれば、各行が自動で計算されます。ひな形のファイルがほしい場合は、無料のツケ帳Excelテンプレートをダウンロードできます。残高、入金額、延滞日数が数式で計算されます。
売掛帳アプリでは、このページに当たるのが顧客カードです。すべての取引が日付付きで一覧表示され、残高は自動で更新され、期日を過ぎたアカウントはホーム画面の一番上に表示されます。どの記録をどちら側に記入するのか知りたい方は取引先勘定(cari hesap)とは、支払いがまったく入金されないときの対処法は掛け売り代金の回収方法、法人向けの販売で与信限度額と支払期日をどう話し合うかはオープンアカウント(掛取引)とはのページで解説しています。帳簿のつけ方、回収を早める習慣、限度額の決め方は、掛け売り帳のつけ方のガイドをご覧ください。
よくある質問
掛け売り帳のサンプルはどのように記入しますか?
顧客ごとに帳簿に専用のページを作り、そのページの1行に1件の取引を記入します。日付、内容、掛け売り金額、入金額、残高の順です。残高は行ごとに計算し直します。前の行の残高に新しい掛け売りを足し、入金があればそれを引きます。
掛け売り帳にはどんな列が必要ですか?
6列あれば十分です。日付、内容(何を購入したか、または入金方法)、掛け売り金額、入金額、残高、そして約束した支払日です。顧客の名前と電話番号はページの冒頭に1回だけ書き、各行で繰り返す必要はありません。
入金はどの債務から差し引きますか?
特に取り決めがなければ、最も古い債務からです。顧客が「先週の肉代を払います」と言った場合は、その旨を内容欄に書いてください。書いておかないと、どの買い物が精算されたのかが数か月後に争いのもとになります。
掛け売り帳を締めるとはどういう意味ですか?
2つの意味で使われます。顧客のアカウントを締める場合は、残高をゼロにして、ページに日付入りで「完了」のメモを残すことです。帳簿を締める場合は、期末に合計を出し、残高を繰越として新しい帳簿に移すことです。
繰越とは何ですか?どう記入しますか?
繰越とは前の期間から持ち越された債務のことで、新しいページの最初の行に記入します。過去の取引を1件ずつ移す必要はなく、残高の合計を1行で書けば十分です。
帳簿に記入するとき、金額は丸めてもよいですか?
いいえ。端数を切り捨てた行があると、月末に合計が合わなくなり、顧客と金額をめぐって揉める原因になります。端数も記入し、端数を免除するかどうかは、回収の時点であなたが決められるようにしておきましょう。
紙の帳簿の代わりに何を使えますか?
同じ列構成をExcelや掛け売り管理アプリで使うことができます。両者の違いは次のとおりです。Excelでは残高は数式が計算しますが、延滞は自分で確認する必要があります。アプリでは、期日を過ぎたアカウントが自動的にリストの先頭に表示されます。
帳簿のページに相当するアプリの画面



